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日々通信

洗濯機パン

2017.11.1家のこと

洗濯パンをつけるべきかどうか ?

 

昔は洗濯機の下に、防水の目的で洗濯パンというプラスチックでできた部材をつけることが一般的でした。当時はまだ二槽式の洗濯機も存在していたため、濡れた洗濯物の取り出しなどで、水が落ちることへの配慮もあったのだと思います。

 

洗濯機パン 水漏れ 全自動洗濯機

 

その一方で、パンが邪魔して清掃しにくいというデメリットが。

そのうちに全自動洗濯機が当たり前になったことで、今では直接排水口に排水パイプを刺し込むことが標準的となり、パンは住宅の新築では使わないところが多くなりました。

 

 

ただ、洗濯機の振動によって、洗濯機が移動し接続していたホースの口が外れるという事故も、稀ではあるが起こる事があります。ですので、三和建設では洗濯機パンは標準仕様で付いています。

洗濯機からの排水は、トイレやキッチンのような防水ではないので、1回程度の水漏れであれば、乾くと何もわからなくなり、大事には至らないが 気づかないで大量だと事故のレベルになるからです。

 

「かさ上げタイプの洗濯機パン。

 

メリット:

脚の部分だけかさ上げしているので、下に手が届き、清掃やホースの管理が可能である。

脚の部分が振動吸収用のゴムを用いている高級タイプは、夜に洗濯機を回す人には有効。

2階に設置する際の、防水の安心度が上がる。

 

 

給水栓もパンに一体になっているタイプのものは、さらに別のメリットもあります。

(上の写真がそのタイプ)

 

壁から給水栓が無くなりすっきり行くことと。

床から給水管を取るために、壁の気密断熱工事の影響をうけなくなること。

だから、お風呂のすぐわきに洗濯機を置かないレイアウトの際には特に重宝します。

 

脱衣室の床の仕上げを、無垢の木材などで仕上げる場合は、パンは必ずやっておいたほうがいいですね。 冬場のすすぎなどで、洗濯槽の裏側が結露して、床に水が垂れる可能性もあるからです。(現場監督に相談してください)

 

 

洗濯機パン 三和建設 水漏れ

 

 

通常、家電量販店の方が搬入してきて、排水ホースはバンドできつく締めますから、

外れることは考えにくいですが、 引っ越しの際にバンドを し忘れてしないケース。

また、洗濯機が何らかの理由で異常に振動することが原因の時もあるようです

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