先日TVでウナギの高騰についてやっていました。まずはシラスウナギが取れなくなったこと。ウナギにおいての養殖として一般的にいわれているのは、天然で棲息している稚魚を獲り、養殖池で成魚へと育てていくというもの。そして、完全養殖はその名の通り稚魚から成魚になるまで育てるもの。その稚魚を育てるのにとても手間がかかる。その割には成長が遅いので何年もかけて一匹を育てることになるという。(ウナギは卵から稚魚に育つまで半年から1年半もかかる。ちなみに、すでに養殖技術が確立されているマダイだと、卵のふ化から大体1〜2か月で稚魚に育つという。)
また、シラスウナギの餌も問題ですが、サメの卵しかNGとのことで、そのサメもなかなか貴重なサメだという。また、きれいな水でなければすぐに死んでしまうというので、エサをやったら水をすべて入れ替えなければならないとい過酷な労働です。だからそれは高くもなるわけです。
稚魚からではなく、受精から行うのが、完全養殖です。「完全養殖」とは、(1)受精卵を人工的にふ化、(2)仔魚(しぎょ)から稚魚のシラスウナギを経て、成魚のウナギに育成、(3)オスとメスから精子と卵を採取して人工授精、(4)ふたたび受精卵を人工的にふ化、というサイクルを人工飼育で完結させることを意味します。 現在のウナギ養殖は、天然のシラスウナギを捕獲して養殖場で育てているので、完全養殖ではない。したがって、シラスウナギの漁獲量が減ってしまうと、市場に十分な量を供給できず、ウナギの価格も高くなってしまう。
でも、実際には中国産のウナギは出回っていて、とても大きく、国産ウナギは小さくおいしそうでないので、国産は余っているという報道も見ました。中国産でも、もともとが日本ウナギで大きくておいしければいいんすね!!とにかく絶滅させないことがまずは求められることです。川をきれいにして、ウナギが戻ってきたところもあるようですよ。
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