地震はいつ来るのかがわからないもので、明日来ても今すぐ来てもおかしくないもの。
そんな地震がいつ来てもよいようにすることが、過去の教訓から我々がするべきことです。
東日本大震災において、未曾有の被害を生んだ主な要因は千年に一度の大津波にあったと指
摘されています。が、そのなかでも日頃から「津波てんでんこ」を合言葉に防災教育を行なっていた岩
手県釜石市の小中学校では、99.8%という驚くべき生存率を実現しました。これは被害が他地域に
比べ小さかったわけではなく、日頃からの備え、心構えがいかに重要であるかを教えてくれたのです。
予測できない災害であるだけに、家庭おいても、十分な対策を講じておきましょう。
地震によって家具が倒れたり、割れたガラスの破片や落下物などでケガをすることがあります。
・食器棚などのガラスには、ガラス飛散防止フィルムを貼っておく!
・留め金や大型家具転倒防止器具などで固定しておく!
・棚の上に置いた人形ケースや置物などはひもなどで固定しておく!
・コードで天井から吊られただけの照明器具は、ピアノ線などで固定しておく!
・就寝中の地震に備え、寝室には落下の危険がある物を置かない!
・避難路確保のため、転倒するとドアが開かなくなる場所に家具などを置かない!
●●非常持ち出し品・常備品をチェック●●
大地震のときには、一時的に水、食料、電気、ガスなどの供給が絶たれることが想定されます。しか し、どこからも救助の手がさしのべられない期間は長くても3日程度とされていますので、3日間生活 できるだけの準備をしておきましょう。 しかし、あまり大量になると安全な避難に支障をきたすため、持ち出す荷物は男性で15キログラ ム、女性で10キログラム程度。 非常持ち出し品(基本的なもの) 貴重品類(権利書、印鑑、預金通帳、現金など) ラジオ 懐中電灯 衣類(セーター、ジャンパー、下着、毛布など) 医薬品(傷薬、胃腸薬、脱脂綿、絆創膏、包帯、生理用品など) 食料品(乾パン、缶づめ、ビスケット、チョコレート、チーズなど) 飲料水(1人当たり1日3リットルが目安とされています)
あると便利なもの
ヘルメット 軍手 マスク ウェットティッシュ 長靴
乳児がいる場合
常備薬 紙おむつ ミルク
●●家族で防災会議をしましょう●●
いつ、どこで地震が起こっても、家族全員が適切な行動をとれるように、次のようなことを話し合い、
それぞれの分担を決めておきます。
家の中でどこが一番安全か
救急医薬品や火気などの点検
幼児や老人の避難はどのようにするか
避難場所、避難路はどこにあるか
避難するとき誰が何を持ち出すか
家族間の連絡方法と家族の集合場所
災害用伝言ダイヤル(171)や、携帯電話の災害用伝言板サービスの使い方
地震発生時の対処方法
●●身の安全を確保する●●
まず、安全な場所に避難し、身の安全を確保します。揺れが
続いている最中にケガをしなければ、揺れの後で、適切な安
全策をとることができます。
●●出火を防ぐ●●
火のそばにいる場合は、すぐに火を消すことが大切です。ただし、火元から離れているときに無理して
火を消しにいくのは危険ですので、身の安全を優先しましょう。
●●正確な情報を入手する●●
災害時は正確な情報を入手することが困難ですが、同時に迅速な判断が求められます。電話回
線はダウンしやすく、ネットやテレビは停電などで利用できない場合があります。デマに惑わされない
ためにも、予め情報源を確保できるよう対策しておきましょう。
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