10月に入って住宅業界はどうなるのでしょうか?
人によっては増税後に住宅を購入する方が得をする場合もあると増税前から
言われてきた。
それはどんな場合でしょうか?政府は住宅ローン減税の控除期間の延長や、
住宅購入費の一部を補助する「すまい給付金」の年収要件の緩和、支給額の
拡大などの手厚い支援策を用意たのです。借入額や収入によっては、増税後
の方が購入負担が軽くなるケースを増税前に発表したのです。
住宅ローン控除は、住宅の新築や増改築などをしたときに、年末の住宅ローン
残高の1%(年最大50万円)を10年間、所得税などから差し引ける制度!
支援策では、増税後に住宅を購入し、平成32年末までに入居する人を対象に
、税の控除期間が13年に延長される。しかしここに問題があるのは、全員が
50万もらえるわけではなく、払った税金が戻ってくるので、20万しか税金を払って
ない人に50万円控除されることはないのです。
また、借入残高が少ない人などは増税分が控除されないのは言うまでもない。
住宅ローン控除以外にも、10月以降に受けられる恩恵として、「すまい給付金」の
支給額が最大30万円から最大50万円に。対象も年収510万円以下から775万円
以下まで広げられた。さらに、省エネや耐震などに優れた住宅を新築・増改築した人に
商品と交換できるポイントを付与する「住宅エコポイント制度」も導入される。具体的に
交換できるものはどんなものかなかなか出てきませんでしたが・・・
親や祖父母から住宅購入の資金援助をしてもらう際の贈与税の非課税枠は現行の
最大1200万円から10月以降は最大3千万円に拡大される。
どれがお得であるのか?自分の収入や借入金額、贈与など、組み合わせて考えなけ
ればなりませんね!!