先日、遠州國小國神社へ商売が安定し厄除けになればと、お参りに行くと
二宮尊徳像が置かれていました。「二宮金次郎」として有名な二宮尊徳翁は、
幼少期の貧しさを糧に、家の再興をし、さらに約600もの藩や郡村を再興し、
多くの人々を飢餓・離散から救ったことで有名です。
掛川市をはじめ、この地方では尊徳の教えが行き渡っており、私たちのお手
本となるものだと思います。
二宮尊徳の教え
報徳「徳を以って、徳に報いる」
物や人そのものにそなわっている「持ちまえ、取りえ、長所、美点、価値、恵み、おかげ」
などを「徳」として、その「徳」をうまく使って社会に役立てていく(お返しをする)こと
を「報徳」と呼びました。
万象具徳(ばんしょうぐとく)
「あらゆるものに徳はある」と考えました。これを「万象具徳」といいます。
積小為大(せきしょういだい)「小を積んで大と為す」
小さな努力をこつこつと積み上げていけば、いずれは大きな収穫や発展に結びつくという教えです。
大事を成しとげようと思うなら、まず小さな事を怠らず努めることが大切です。
一円融合
すべてのものは互いに働き合い、一体となって結果が出るという教えです。例えば、植物が育つには、
水・温度・土・養分・炭酸ガスなどいろいろなものがとけ合い、一つになって育ちます。どれもが大切
なのです。
心田開発
やる気こそが復興の鍵となるという教えです。
報徳の道は至誠と実行
「報徳思想」とは「至誠(しせい)」を基本とし、「勤労(きんろう)」「分度(ぶんど)」
「推譲(すいじょう)」を実行するという考え方で、この「報徳思想」を実践するのが「
報徳仕法」です。二宮尊徳は報徳思想を広め、実践することにより、ききんや災害などで
困っていた多くの藩や村を復興しました。
ただ、楽をして上手くいくこと等無い、強い決意と努力を積み重ねていくことが大切なのだと
思いました。
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