今回は、「基礎の鉄筋がさびてしまってるのですが大丈夫ですか？」

というご質問がについてのはお話しです。

 

このタイトルにもあった「鉄筋の錆」についてです。

 

「錆は劣化してる」というイメージが強いので、鉄筋が

 

錆びると強度も下がると思っている方がほとんどではないでしょうか？。

 

当然、鉄筋の内部まで錆びきっていれば、それは劣化としていると誰もが

 

思い、実際に使い物にならないのは言うまでもありません。しかし、

鉄筋は新品よりも表面が錆びているくらいの方が強度が高いのです。

 

 

 

実は、鉄筋の錆はコンクリートとしっかり絡みやすいので、錆が全くない

 

新品の鉄筋よりも強い基礎が作れます。

 

しかも、鉄筋が錆びても、コンクリートに含まれる「アルカリ性」で中まで

 

錆びるのを防ぐ効果があるのです。

 

この鉄筋とコンクリートの組み合わせは、強度を増すだけではなく、相性も抜群

 

といえるのです。

 

ですから、鉄筋が錆びていても心配はいりません。

鉄筋が施工され、何年も仲が錆びきるまで、放っておくのなら話は別ですが、

 

鉄筋の表面がある程度錆びていても大丈夫なんです 。

 

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