
木造住宅の図面に記載された寸法を見ると、
910、3640、455など、中途半端な数字が
並んでいるのを不思議に思う方も
おられるかもしれません。
長さや広さの単位として日常的に使われる
単位はメートル法ですが、木造建築の世界では、
今でも尺貫法という単位がよく使われています。
人体を基準にして生まれた尺度であるため、
人が住まう住宅とは親和性が高いと言えます。
今回はそんな尺貫法の中でも、住宅業界で
よく耳にする単位を解説したいと思います。
【長さの単位】
尺(しゃく)
1尺=303㎜=30.3cm、約30cmです。
広げた親指と人差し指の距離が
由来と言われています。
3尺=910㎜が尺モジュールの基本となります。
寸(すん)
1寸=30.3㎜=3.03cm、約3cmです。
尺の1/10の単位で、10寸=1尺となります。
間(けん)
1間=6尺=1818㎜=181.8cm、約182cmです。
地域によって異なりますが、
畳の長手方向の長さがちょうど1間になります。

【広さの単位】
畳(じょう)
1畳=3尺×6尺=約1.65㎡です。
地域差はありますが、文字通り、
畳1枚分の広さとなります。
坪(つぼ)
1坪=2畳=6尺×6尺=約3.3㎡です。
ちょうど畳2枚分の広さとなります。
土地の広さや、建物の面積で使われます。

まとめると、以下になります。
【長さの単位】
寸(すん) :約3.03cm
尺(しゃく):約30.3cm = 10寸
間(けん) :約182cm = 6尺
【長さの単位】
畳(じょう):約1.65㎡ = 3尺×6尺
坪(つぼ) :約3.31㎡ = 2畳
聞き慣れない尺度だと思いますが、
知っていると住宅づくりに役立つかもしれません。
今後も、単位・寸法・尺度で役立ちそうな情報を
ご紹介していきたいと思います。
ということで、一寸法師は約3cm。
想像していたより、だいぶ小さくありませんか?
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