
日常でよく使われる用紙の規格の一つに
A判サイズがあります。
特にA4サイズは最もなじみのあるサイズだと
思いますが、その大きさを具体的に
答えられる方はほとんどいないと思います。
結論から言うと、A4サイズは「210㎜×297㎜」。
なぜこんな中途半端な数字なのか、と思うかも
しれませんが、それにはちゃんと理由があります。
A判サイズは19世紀末にドイツで
生まれた国際規格で、
「紙の面積が1㎡になるルート長方形をA0」
と定められています。
ルート長方形とは、紙の縦横比率が1:√2となる
長方形のことで、この比率は白銀比と呼ばれ、
落ち着きと安定感を与える美しい比率として、
様々なデザインに使われています。
白銀比の用紙のメリットは、半分に折っても
縦横比率が1:√2と変わらないこと。
そのためA判用紙は、無駄がなく、
拡大・縮小も容易なのが特徴です。
A0サイズは841㎜×1189㎜の1㎡、
そこからA1、A2、A3・・・
と面積はどんどん半分になっていき、
よく使われるA4サイズは210㎜×297㎜、
面積は0.062㎡(16分割なので1/16㎡)、
となるわけです。

覚えにくい数字ですが、語呂合わせで
日当(210)付くなら(297)えーよ(A4)、
と覚えるといいですよ。
ちなみに、
もう一つよく使われるサイズにB判がありますが、
こちらは日本国内で使われる独自規格で、
「紙の面積が1.5㎡になるルート長方形をB0」
と定められています。

書斎などに無駄のない造作本棚を作りたい、
という場合はよく使われるA4サイズを
基本にするとよいと思います。
ただし、A4サイズのファイルや封筒は一回り
大きいサイズ(230×310、240×332など)
でできているので、本以外の物も
収納する場合は注意が必要です。

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