私の最近おおつまみのくるみは「植物性の卵」といわれるほど、タンパク質が豊富な栄養満点食材。
くるみの半分以上は脂質でできていて、そのうちの約1/6を占めているのがn-3系脂肪酸の一種であるα-リノレン酸。
このα-リノレン酸は、血液をサラサラに血管もしなやかにして動脈硬化を抑制する効能のある栄養です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞の予防や改善する効能や働きが期待されています。
そして、くるみは悪玉コレステロール減らす効能があるオレイン酸も含み、生活習慣病の予防が期待できるナッツです。私は、悪玉コレステロールが高いので、最近食べるようにしています。
また、細胞の活性化を促す効能もあります。日本人はn-3系脂肪酸が不足気味なので、チアシードなどを飲んでいましたが、クルミがいいと聞きます。
ナッツ類の中でも、くるみの抗酸化値はもっとも高いとされています。
これは、くるみの薄皮に多く含まれている「クルミポリフェノール」という優れた栄養によるものです。クルミポリフェノールにも悪玉コレストロールを減少させ、心臓を守ってくれる効能があります。
くるみの栄養の中には、メラトニンの元となるトリプトファンというアミノ酸が多く含まれています。
トリプトファンは体内でセロトニンに変化し、その後メラトニンに変わります。
メラトニンには眠りを誘発したり、神経の緊張をほぐす作用があるので、安眠をサポートしてくれます。
「天然の睡眠薬」と言われているほど、睡眠を調整したり眠りやすくする効能があるので、寝つきが悪い方や不眠症に悩まされている方におすすめだそう!!
くるみに含まれる栄養たちは、健康維持の効果や効能に優れますが、ダイエットのサポートにも効果的な働きをします。くるみは糖質が少なく、良質なタンパクと脂質が豊富です。同じナッツ類のアーモンドやピスタチオよりも、糖質の量は少ないのです。
糖質が少ないくるみは食後の急な血糖値の上昇もさせず、満腹感も感じやすいため、肥満や糖尿病の予防にも期待ができます。
ダイエット中は食事制限をしがちで、脂質やタンパク質が不足しやすいですから、それを補うのにも有効。
ただし、くるみの70%は脂質です。くるみは一日10粒(28g)を目安に 。良質な脂質でも食べ過ぎればかえって肥満の原因になるので、気をつけましょう。
くるみの栄養には、食物繊維も含まれています。
食物繊維は腸の蠕動運動を活発にして、スムーズな排便を促してくれる栄養です。また、くるみに含まれるオレイン酸も腸の動きを良くするとともに、硬い便を柔らかくする効能もあり、より排便効果が高まります。
そして、くるみには美肌効果も期待されています。これは、肌荒れの原因となる便秘を解消する効果に加え、肌の潤いを保つ良質な脂質、シミやシワの原因となる活性酸素を抑える抗酸化作用の効果や効能によるものです。
その他にも、くるみには美肌作りには欠かせない栄養が豊富です。肌をつくるタンパク質、粘膜や皮膚を守る見ビタミンB群、代謝を活発にしたり、肌のハリを保つコラーゲンの生成に関わる銅や亜鉛などのミネラルも含まれています。
くるみは、カラダの健康維持だけでなく、美容効果も高いナッツなんですね!!
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