エアコン設置できる人が少ない!
2018年7月は記録的な高温になり、関東から西日本にかけては35度から40度にも達しました。
気象庁は外出を避けて室内でエアコンを使用するよう呼びかけたのですが、ここで問題が起き
たのは、全国の半数の学校にはエアコンがなく、エアコンが設置してあっても電気代節約のため
使用を制限していたのです。どう見ても、子供たちは勉強する環境ではなく、くたばっていました。
企業でも電気代節約の為に温度設定を高くしたり、使用時間を制限するような事が行われました。
一般家庭でも電気代節約の為や、いまだに「エアコンは体に悪い」といって使わず熱中症になってしまった人が
沢山出ましたね。
エアコンメーカーでは工場をフル稼働して生産しているが、購入しても取り付け工事は2か月待ちになっている。
つまり今購入してもエアコンが使えるのは9月になってからで、今年の夏もそろそろ終わってしまう。
エアコン故障も同じで、故障したエアコンの修理待ちは2か月なので、この夏はもうエアコンを使えない。
毎年同じことを繰り返しているのだが、これには原因があり、日本政府の失策によって「エアコン工事が
できない」ようになっている。
エアコン設置には5年の修業が必要
電気製品の設置はテレビや冷蔵庫は無資格で行えるが、エアコンの場合は電気工事士免許が必要です。
軽微な作業なら無資格で行えるが、本格的な故障修理などでも電気工事士免許は必要です。
ところが電気工事士免許を持っていて、電気屋さんなどで働いている人は限られているので、修理も取り付け
もできないのです。多くの電気工事士は電力会社や保守点検に当たる会社、電気設備や電気工事関連で働い
ていて、「電気屋」で働いてはいない。
それでは電気工事士資格を取って「エアコン取付業」を始めようと思っても、5年間の実務経験が必要です。
仕事をしなくては実務経験にならないのに、仕事をするには免許が必要なので、電気工事士が少ないのです。
例えば「自動車運転免許には5年間の運転経験が必要」だったら誰も運転できないが、こういう仕組みになって
いるのです。
では電気工事士はどうやって免許を取るかというと、電気工事をする会社で5年間見習いや助手をした後で、
試験を受けて免許を取得します。確かに電気というと怖いのですが、実務経験のない人も試験を受験できますが、
実務経験を積むまで「電気工事士免許」は交付されないのは、ひどい制度だと言わざるを得ません。
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