最近また地震が来てびっくりしたのではないでしょうか?
このように地震が来ると構造見直し、リフォームしたい、
耐震等級3にしたら大丈夫ではないか?という話が出てきます。
壁倍率を何倍にしたら安全なのか?構造計算を掛ければ絶対安心。
答えはNOです!!
マグニチュードの高い震度7など想像を絶するような地震が来たら
、耐震等級が3であっても無害で済むとは言い切れません。
人の命が守れ、建物が軽度の損傷で済む確率が高いと言えばいい
でしょう。ですから、最低でも耐震等級3は取っておきたいところです。
また、耐震の基準で押さえておきたいポイントとして、まず、勘違い
しがちのが、鉄骨の方が木造よりも地震に強いということです。
一般的には鉄筋コンクリート造や鉄骨造の方が頑固で強そうですが圧倒的
に木造の軽い建物の方が地震に強いのです。体重のあるプロレスラーがトップ
ロープからブレーンバスターを受けた場合、自分の体重で倍のエネルギーを体に受け
て立ち上がれないのと一緒です。
また、耐力壁や耐震金物はバランス良く配置されていることが重要です。
家の半分に耐力壁をまとめていた場合、入っていない方から崩れ落ちます。
床の水平構面についても同様です。最後は柱の位置です。一番いいのは、
1Fの柱の上に2Fの柱が乗っていること。このことを直下率と言います。
この直下率が高い建物はバランスが良く強い建物になっています。
(ただし、デザイン性や空間が面白くなくなる可能性があるので、
設計士さんと相談したいところです。)
(2Fの柱の下に柱がありません。)
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