除夜の鐘とは、大晦日(=おおみそか。12月31日)のちょうど日付け
が変わり新しい年になる深夜0時をはさんでつく鐘のことを言います。
私も家の近所のお寺で毎年鐘が鳴るので、一度突きに行ったことがあり
ます。鐘の回数はなぜ108回なのでしょう?
仏教では、人には百八つの煩悩(=ぼんのう)があると考えられてきまし
た。その煩悩を祓うためにつく除夜の鐘の回数は108回とされています。
(煩悩とは、人の心を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心のはたらき
のこと)もう一つの説は、1年間を表しているというもの。月の数の12、
「立春」や「夏至」などで知られる1年を季節ごとに細かく分類した
「二十四節気(にじゅうしせっき)」の数の24、二十四節気をさらに
細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」の数の72、これらす
べてを足した数が108になるという説もあります。
まず近くまで進んでから、つく前に鐘に向かって合掌・一礼をしましょう。
鐘をつくための撞木(しゅもく)についている紐を後ろに引き、鐘にあて
ます。最後にもう一度合掌・一礼をしながら、仏様へのお願い事や感謝の
気持ちを心に念じます。本堂への参拝後に鐘をつくのは「戻り鐘」といって
縁起が悪いものとされていますので、鐘をつくのは必ず参拝の前にしまし
ょう!
●YouTubeチャンネル更新中!こちらからチャンネル登録のほど、よろしくお願い致します。
https://www.youtube.com/channel/UCsbA8uOKp6SNUeOnrBZpdYA
●三和建設静岡は、地域密着の不動産に強い土地からの注文住宅が得意です!快乾空間®発売中!