昨日、静岡大学の防災総合センター長の岩田教授の公演を聞いてきました。
講演の内容は「減災から防災社会の構築」という内容でした。この減災という言葉は、
造語で、教授が作った言葉という事でした。
この講演の中で、教授が一番伝えたかったことは、今の現代は自分は大丈夫という錯覚に
陥ってしまっている。江戸時代の津波の時には、今のような防災が備わっていないけれど、
地震が来たら皆一目散に山に登って逃げたので、死んだ人が少なかった。
この違いなのです。何の根拠もない自然の驚異に、まさか大丈夫だろうというのです。
もし、大地震が来て、津波警報が来たら大きな声で「逃げろ」、と皆さんで叫んでほしいと
いうのです。東日本大震災の津波の時も、まさかこんな津波が・・・
と、誰もが思ったっでしょう!地震を舐めてはいけません。
震度7の地震では、テレビや、家具、冷蔵庫が飛んできます。立っていることも出来ません。
進化した現代社会といえども、家具の固定、どこに逃げるか?
しっかりとする必要があります。また、助け合って声をかけること!
やってくださいね!!