先日の大安吉日にお客様のお家が上棟しました!
「上棟(じょうとう)」とは、主に木造住宅の建築において
柱や梁などの基本構造が完成し、屋根の最上部にある
「棟木(むなぎ)」を取り付ける工程を指します。
この作業は「棟上げ」や「建前(たてまえ)」とも呼ばれ、
地域や業界によって呼称が異なる場合があります 。
上棟は、建物の骨組みが完成し、棟木を取り付けることで、
建物の形がほぼ出来上がる重要な節目です。
この工程は、建築工事の中でも特に重要とされ、工事の安全
や職人への感謝を込めて「上棟式」が行われることが
あります 。
工事中、作業にあたる大工さんたちは図面を見ることなく
作業を進めていますが柱の位置はどうしてわかるん
でしょうか?
それは・・・
「番付」という柱や梁に記された位置目印があるからです!
建築現場で部材の組み合わせや配置を間違えずに行うための
大工さんの作業上の指標として使われます
横軸には「い・ろ・は…」(いろは歌の順)、縦軸には
「1・2・3…」
と付けられるのが一般的です。
たとえば、「い1」は横が「い」通り、縦が「1」通り
の交点にある部材、という意味です。
ちなみに慣用句で使われる「いの一番」という言葉は、
建築で最初に建てる柱である「い・1」に由来し、
「まっさき」「最初」という意味で使われるように
なったとされています
先日の上棟当日は40℃を超える猛暑でしたが無事に工程通り
作業が進みました!
大工の皆さん、ありがとうございました!
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