
住宅を建てる時に重要視する項目として
耐震(地震に強い家)が常に上位にあげられます。
これから新築する住宅は構造計算をしたり耐震等級を
取得したりできますので安心ですが、
古い住宅にお住いの方は耐震について心配になる
こともあると思います。
静岡県では住宅の耐震化率が既に90%を超えている
とのことですが、それでもまだ約10万戸が
耐震化されていない状態です。
耐震化とは具体的にどのような工事を
すれば良いのでしょうか。
・建物を軽くする
・壁(筋交いなど)を増やす
・柱と土台・梁との接合部を金物で補強する
・基礎の補修や増設をする

主には以上のような方法がありますが、
今回は建物を軽くする内容について
少しお話させていただきます。
壁や床も関係してきますが、特に屋根が瓦のように
重いと建物の重心が高くなり、揺れやすくなります。
屋根瓦を軽い素材のものに葺き替えることで
重心が下がり、揺れにくくなります。
また、2階に使用しなくなった部屋ができて
物置部屋になってしまうこともよくあります。
2階の部屋が重くなると、これも揺れやすくなる
要因になりますので、できるだけ片付けをして
全体を軽くすると良いと思います。
ピアノやタンスなどの重いものも2階にあるより
1階にあるほうが家全体が揺れにくくなります。

三和建設では自社で構造計算をしております。
耐震や構造について気になる事がありましたら
お気軽にご相談ください。
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