高層ビルの窓に赤い三角マークが付いているのを
見たことがあると思います。
この三角マークの役割とは何でしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、火災などが
起こった時に消防隊がこの窓を破って進入する
ための目印になっているのです。
そして、この三角マークは3階から上の階、
そして地上から31m以下の階に設置するように
建築基準法という法律で定められています。
この31mという中途半端に思われる高さは
建築基準法や消防法などの法律の中で
よく規制されている高さですが、
建築基準法が制定された時に
はしご車や消防ポンプ車の活動範囲が
だいたい100尺(約31m)だったという
ところから、消防活動を考慮して
この高さになったということです。
消防法や電波法では31mを超える建築物を
高層建築物としています。
ちなみに
静岡市長の市長室は地上17階建ての8階、
静岡県知事の知事室は地上16階建ての5階、
東京都知事の知事室は地上45階建ての7階
にあり災害時に避難しやすく、
はしご車が届く31m以下の高さにあります。
みなさんご存じでしたか?
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