昔は地盤の調査などすることが無かったのですが、今では確認申請を出すのに
地盤調査の結果が求められます。ではどのように調査をするのでしょうか?
木造住宅においてはスウェーデンサウンディング試験というやり方を行います。
下記の機械を用いて、住宅の4隅と中央を測定していきます。おもりを加えていき、
どの位の重さで沈下していくのか計測し、またそのメーターでの土の質を採取したりしていきます。
土を採取するのは、仮に改良工事が必要な場合どのような方法なら、安心できる改良工事が
出来るのかを調べるためです。
その数値はN値で表され、その数値が高ければ高い程良いという見方です。また、砂や、粘土、石、
など書いてあるのが採取した土質です。N値が5を超え、それが2つ繋がっていると、まあまあ良いのかなと、
思うのですが、判断するのは保証会社ですのでその結果を待ちます。
改良が必要な場合には、表層改良といって、土を入れ替えたり、コンクリなどを混ぜて土を固くする方法。
柱状改良といって電柱のような柱杭を打ち込む方法。また、パイル方法といって、穴を掘りながら
コンクリートを流し込み固める方法。最近では環境杭といって、木の柱を打ち込む方法など様々です。
土の質でコンクリートが固まらないなどあるので、パイル工法が出来ないこともあり、どれで改良するのか?
一番良い方法を検討していきます。
最終結果、上記のような判定が来ます。今回はベタ基礎でOKという判定です。いかがでした
でしょうか?基礎は住宅を支える一番大事な部分ですが、その基礎に入る前の土質も重要な
ことを、今回おわかり頂けたのではないでしょうか?
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