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日々通信

部屋を広く作るコツ

2018.3.9家のこと

私達三和建設がいるこの静岡では、大体30~40坪位の土地が多い中、限られた家の面積の中で廊下が占める割合が多いと、その分部屋の広さにしわ寄せがいってしまい、個室やLDKといった部屋の広さを思うように取れなくなってしまう原因にもなります。

そこで今回は、ムダな部分となる廊下が少ない間取りにするためのポイントをご紹介したいと思います。

これから間取りの打合せに入るという方はもちろん、すでに間取りがある方は、ぜひ間取りを見ながら廊下が長くなる間取りになっていないかどうか確認してください。

 

廊下やホールになるスペースを無くした分、他の部屋を広くでき、部屋も廊下のせいで細切れに区切られることがないので、家の中の視界も広く感じられるようになります。

特に面積があまり大きくないコンパクトな家の場合、廊下があるか無いかで家の使い勝手や家の広さが驚くほど変わってきます。

 

 

廊下の無い家 静岡 三和建設

廊下のない間取りにするための一番のポイントは、廊下を移動するのではなくLDKなど部屋の中を移動スペースとして兼ねることがポイントです。

 

 

廊下 LDK

LDKと導線を兼ねることができれば廊下は必要なくなり、より広いLDKにすることも可能になります。

もちろん、LDKの中に導線を作る場合はキッチンで作業している人やリビングでくつろいでいる人の邪魔をしない場所に動線をつくるのが重要です。

 

有効活用 間取り

LDKを有効活用することで廊下を少なくすることができるようになりますが、その肝心のLDKから玄関までの距離も廊下が増えるかどうかに影響してきます。

玄関からLDKまでの動線ができるだけ短い方がムダな廊下スペースを少なくできます。

 

この部分を意識していない間取りは意外と多くあり、何となくムダなスペースが多くてしっくりこないという時は、大概LDKと玄関の距離感が上手くいっていないことが多いです。

間取りができたら、玄関〜LDKまではどのくらいの距離があるのか再確認してみるのもいいですね。

 

一方、LDKの中に動線がある間取りの注意点としては、例えば20帖のLDKというように記載されていても、実際には通路としてしか使い道がないスペースが含まれていることもあり、数字と本当に使える広さが違ってくる場合があるので、数字だけを鵜呑みにするのではなく、実際にLDKに家具を置いて不自由なく過ごせるかの確認も必要です。

その他に、昔の家はトイレを廊下に配置すればLDKからある程度離れた落ち着いた位置にトイレを持ってくる事ができましたが、廊下が少ないと、それだけLDKに近い位置にトイレを配置する可能性も高くなります。

LDKから丸見えのトイレというのはちょっと嫌ですよね。

廊下が少ない家と言うのは、その分、設計者の腕に影響されやすい家とも言えます。

 

 

廊下のない間取りにする場合、実はこの玄関と階段の位置がとても重要になってきます。

 

たとえば、階段が家の端っこにある場合、各部屋に行くのにかなり歩く必要がでてきます。

階段が家の端なので階段から遠く離れた部屋ができてしまい、どうしても廊下が長くなってしまうのです。だからプランニングの時

どこに階段を持って行って上り切るかを最初に決めて書き始める事が、狭小住宅の場合などは多いです。

 

反対に、階段が家の真ん中付近にあれば、各部屋に行くのにそんなに歩かないで部屋に行けるようになります。

この歩く距離が長ければ長いほど、廊下ができる可能性が高くなりますし、長い廊下にしないと部屋にたどり着くことができなくなってしまいます。

そのため、廊下のない間取りや廊下の少ない間取りにするためには、階段の位置がとても重要になってくるんですね。

 

特に階段は、1階、2階、それぞれの間取りに影響してきます。

1、2階のバランスを上手くとれる位置に階段は持ってきたいですね。半畳のホールから各部屋へ行く間取りがやろうとすれば出来るのです。

 

 

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