私達三和建設では、静岡、清水の土地分譲地のパイオニアとしてこれまで1000区画近い土地の開発を行なって参りました。(現在では押切、瀬名2丁目、船越、曲金、池田にございます。)営業で回っていると、土地はあと2年したら下がるからまだ買わないという声が聞こえる一方、土地の仕入れに伺うと、相続が始まる前には売ったら税金がもったいないから今は売らないという声。あと2年というのは、オリンピックイアーの影響か、消費税の影響か、何を根拠としているのか、たまに聞きますが、よくよく考えてると相場は確かに下がるかも知れませんが、売る人が売らなければ(相続が始まらなければ)良い土地を手にする事が出来ないのです。これが仕入れ業者として、沢山の地主さんと話をしてきた結論です。
そして、もう一度おさらいをして頂きたいのが、今が過去最大の低金利の時代という事なのです。仮にいま3500万を0.75%借り入れが出来たとすると、総額39,805,369です。2年後に30坪の土地が坪単価2万安くなったして、60万円安く土地が買えるようになった時の金利が、同じならいいのですが、仮に1%なっていたら、総額41,495,997円で1,690,628円も金額に違いが生じます。だとしたら、本当に出るか出ないかわからない場所を待っているより、欲しい場所が出たらそこが買うべき土地なのです。
高い買い物は、何なのか?
直接払うものは土地では無く、金利といった銀行の商品なのです。