皆さまがいつも耳にしていたウッドショックは、建設コストを引き上げ、住宅供給の逼迫と
住宅価格の高騰を招いていました。現在では、アメリカの住宅需要の鈍化に伴って材木価格も
下落に転じ、これで建設コストの問題が解消されるかと期待が膨らんでいたところ、全米
住宅建設業協会が公表した分析によると、材木以外の建設資材価格の上昇が、材木価格の下落
を打ち消す形になっていると言うのです。
具体的に2021年に入ってから大幅な価格上昇が見られた資材は何かというと、鉄鋼製品、防水紙・建築板、
アスファルト、プラスチック製水道管、肥料原料、単板積層材、熱可塑性樹脂・可塑性材料、金属根太・
異形鉄筋、木製の窓・ドア枠、銅のパイプ・チューブの10種類です。いずれも年初来30%超の値上がり。
特に鉄鋼製品の価格上昇が顕著で、2020年には11.1%の上昇だったものが、2021年に入ってから現在まで
に、81.3%も上昇しているのです。すでに先月からはクロスが、そして建材がドンドン上がってきました。
また、鉄鋼製品、防水紙・建築板、プラスチック製水道管、肥料原料、単板積層材、銅のパイプ・チューブ、
建設用金属製品、その他の集成材、アルミスクラップの9種類の資材は、この3ヶ月間で特に価格が上がっており、
4月から7月の間に20%を超える割合で価格が上昇しています。せっかくウッドショックが解消に向かった矢先に、
材木以外の建設資材価格の上昇という問題は頭が痛が痛いところです
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