今日は新建ハウジングさんのビジネス白書のデーターを紹介します。
この夏は本当に暑かったと思います。大工さんをはじめ、職人さんも工事中は今までにない熱中症の注意をしながら現場に入りました。特に小屋裏部屋はいられない位に暑い。遮熱シートを掛けてもです。そこでこんなデーターを見つけました。
屋根形状で、夏小屋裏4℃の差、片流れよりも切妻の方が暑い!!
もちろん、小屋裏の温度は、地域の日射量と風速が影響していますが、屋根形状の影響も大きいとの事。片流れの屋根は切妻の屋根に比べて小屋裏の気温が夏気温平均4℃冬気温平均2℃以上あったのです。
また、同じ片流れの屋根でも屋根の勾配が緩やかなほど、小屋裏気温は高く、屋根方位の影響は少ない。切妻と寄棟屋根も屋根勾配が緩やかなため、屋根方位の影響が少ないのが理由との事。私はてっきり、太陽光が片流れ屋根は乗りやすいので、乗っていて、そこが直射しないのだと思っていました。でも違い、太陽が当たる角度の問題というになりますね。
屋根面から日射熱を防ぐことが一般的ですが、適切な屋根形状を選択する事で省エネを考えた住まいづくりもできます。(もちろん好き好きもありますので、一概には言えませんが・・・)