先日、2022年度税制改正で、住宅の新規購入や増改築などを対象とする
住宅ローン控除を見直す方向の話しが出ている記事がありました。住宅ローン
の年末残高の1%が、所得税や住民税の税額から差し引ける制度であるが、
ローン残高の「1%」から縮小させるというのです。(1年目から10年目
までは、年間の上限40万、10年間の上限400万、11年目から13年
目は残高の1%もしくは、購入費の2%を3等分した金額の少ない方)理由と
して、現在の低金利を受け、支払う利息よりも控除額が大きくなっている人の
割合が8割もいるからという理由です。
しかし、どうなんでしょう?私共のこのエリアで所得税と住民税を合わせて
40万以上払っている人はどのくらいいるのでしょう?正直あまり見かけません。
仮に住宅ローンを4000万借ります。年末の借入残高が3900万だとすると、
所得税住民税を合わせて40万以上払っていればMAX40万が控除され、
もし上手くいけば、400万の控除に値するかもしれません。
しかし、年末残高が3900万あっても、所得税を25万しか納めていなければMAX
25万しか控除されないのです。払った中から控除されるのです。4000万
万円を35年で金利0.7%で借りた場合、利息は511万です。25万×10年
でも250万と、到底400万には届かないでしょう!政府では、地方に
よってかなり違いがあることを理解して頂ければと思います。
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