三和建設では無垢材の床を扱っています。今、押切プレゼンハウス®でも無垢材の床を使っています。
そのなかでも、赤松、カラ松は優れたリラックス作用に優れた樹種です。森林浴でリラックス出来るのは、モノテルペン炭化水素類(α-ピネン)の作用が大きく、ピネンの由来は松(パイン)なのです。材油含有量は赤松は過ぎの2.2倍、檜の1.3倍の量で、リラックス効果は高く、様々な環境で現代人の仕事や勉強の負荷を下げる事に期待が出来ます。
また、それだけでなく、リラックス効果で、ストレスを軽減し、がんの抑制にも効果があることがわかりました。県立静岡がんセンター研究所でα-ピネンを含んだ環境下でマウスをに移植したがん細胞の増殖が約40%抑制されたのです。
抗菌作用・・・・・カビの室内での繁殖は、喘息やアトピーなどの健康阻害の要因になる。しかし、抗菌物質を含む木材は、その要素からも快適空間づくりに役立つ。赤松の抗菌性は、α-ピネンに起因する。檜の抗菌性は、α―ピネンと、α-カジノ-ルに起因。
殺ダニ作用・・・・畳、カーペットを木質系の床に改装するとダニが激減し、その後ダニの数も低く抑える事が出来る。これは、居場所が無いという事もあるが、木の匂いがダニの繁殖を抑える事が分かっている。特に強いのが、ヒバ、スギ。ヒノキノ精油でも3日後に75%の殺ダニ率を示している。殺ダニの強さは、スギ>赤松>カラ松>ヒノキ。殺ダニ成分は、αーカジノール、ツヨブセン、セスキルベン。