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日々通信

ホームエレベーターのメリットとデメリット

2018.1.26家のこと

こんにちは、私ども清水区三和建設ではたまにホームエレベーターのお話があることがございます。

車椅子利用者と介助者が一緒に乗ることができ、自宅介護のご家族にはとても関心の高いのがホームエレベーターの特徴です。

住宅内にスペースがあれば木造住宅や鉄骨、RC構造でも設置可能です。

新築だけでなく畳1枚サイズの押入れにもおさまるリフォーム対応商品も出てきたことから、リフォームでも需要が出てきています。

最近は扉やエレベーターの内部のデザインも増えてきて、室内のインテリアにあわせたデザインや色を選ぶことも可能です。

 

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次に階段昇降機を見てみましょう。

階段昇降機というのは、階段の壁面のガイドレールに設置された昇降機に人(一人)が乗り、電動で階段上を安全に登り降りする機械です。

最近は家だけでなく公共の場での導入も多くなり、大きなターミナル駅のホームに続く階段などに見かけることも多くなりました。

 

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出典:http://www.shinkosangyo-as.com/stairlift/st3.html

 

一般住宅でも、踊り場など角度変更のある住宅や螺旋階段でも取り付けることができ、椅子のデザインも増えてきて住宅や利用者の様々な状況に対応することができるようになっています。このようなホームエレベーターや階段昇降機ですが、家の中だからといって何でも自由に設置できる訳ではなく、建築基準法によって事前に役所に設置を申請する必要があります。階段昇降機はエレベーターの一部として申請することになり、エレベーターは昇降する最下階の床面から最上階の床面の高さが最大10メートル、最大定員3名以下、積載荷重200キロまで、エレベーター内床面積が1.1㎡以下と定められています。

 

ホームエレベーターのメリット

3階建の住宅でもスムーズに上下階移動ができる

都心部を中心に、3階建ての住宅もかなりあります。

地価が高いので土地はコンパクトな分、高さを生かした建物が特徴ですね。

1階部には玄関やガレージやお風呂スペース、2階にLDKを設置、3階に居室をもたせた狭小住宅の場合、建物内の上下移動も1日のうちに何度か行うことになります。

そうなると移動だけでも昇り降りが多くなりますし、若い頃はいいですが歳を取ってから荷物を持ってあがることも考えれば重労働です。

でも、ホームエレベーターがあれば上下階移動が楽になるので、どの階へも移動しやすくなります。

また、ホームエレベーターを活かして1番日当たりのよい3階にLDKを持ってくることも難しくはなさそうですね。これが一番のメリットに^^

 

複数人数が同時に利用できる

ホームエレベーターはサイズにもよりますが、最大3人まで同乗が可能です。

車椅子と介助者が乗るスペースが必要なのか、大人2人〜3人が立って乗るスペースで十分なのか、大人2人が横並び乗りできるような畳1枚分程度のスペースでいいのか、暮らし方を考えながらサイズも選択していきたいですね。

 

インテリアにあわせたデザインが選べる

最近のホームインテリアは、扉や内装の色やデザインも豊富に増えてきました。

お家全体のインテリアのイメージからジャストフィットするホームインテリアで、暮らしになじむ使い方ができます。

 

3階建て住宅 建築基準法 狭小住宅 インテリア ホームエレベーターのメリット

出典:https://sumai.panasonic.jp/elevator/home-elevator/product/xlslim/index.html

ホームエレベーターのデメリット

間取りに対して占有スペースが大きい

エレベーターは上下移動をしますので、建物内の同じエリア内の上下スペースがエレベーターとして占有することになります。

車椅子が入ることを想定すれば、ある程度のスペースも必要となります。

また、狭小住宅ですと、間取り上、2階はこの位置にきて欲しいが3階は別の位置から乗り降りしたい・・という問題も発生しがちなのです。

また、万一に備えてホームエレベーター+階段設置をするケースも多く、そうなると居室スペースが限られてくるという悩みもあります。

ホームエレベーターを採用する場合、間取りに制約が出る可能性があります。

停電時や災害時に使えない

便利で安全なホームエレベーターですが、停電時では使えなくなってしまいます。

大きな地震が襲ってきた際に建物が歪んだりすることでホームエレベーター内に閉じ込められてしまう可能性もあります。

これはホームエレベーターに限ったことでもないので仕方がない部分ではありますが、災害の時の対処を決めておくといいです。

階段昇降機よりも高額

ホームエレベーターと階段昇降機を比べると、ホームエレベーターの設置費用は階段昇降機よりも高額なものになります。

また電気代やメンテナンスなどランニングコストもかかります。

設置をご検討の際は、導入費用だけでなくランニングコストも含めて検討しておく必要もありますね。

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出典:http://jiyuuseikatsu.net/about.html

 

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