よく、どうしたら1円でも100円でも安くていい建物を建てられないか、皆さん気になるところです。いい建物にしたいなら原価も上がる話ですから、業者は利益を取らなくてもその原価分は金額は当然上がってしまいます。また大きさも同様に、もっと大きくしたいとなった場合、当然原価が増えればその分高くなり、仮に利益を何も乗せなかったとしたら原価割れとなり(マイナス)、その後のプラス、マイナスで訳が分からなくなって、見積もりに信憑性が無くなったり、形だけの見積もりになってしまいます。
では、それでも一番得する方法は何なのか?それは、お客様と営業マン、お客様と現場監督がお互いに信頼できる関係になることに尽きるのではないかと思います。常に、お客様から重箱の隅を突かれるような関係でいる営業マンはとお客様から二人三脚で家を建てようという営業マンでは大きく差があるのです。皆、人間の心を持っており、後者の営業マンは、予算が無いのは一緒でも、どこかで何とかならないか、そのお客様のお役にどうしたらもっとたてるのか、寝ても覚めても考えて仕事を仕事をしているので、出来上がった際には得をしていることが多いのです。
比べて、前者の場合、いつ何を言われるか、怖いのでこちらからサービス商品が仮に工事中に出て来たとしても、怖くて使えません。それはそれ、値引きはもっと値引きでとなってしまうからです。太陽と風のお話しと一緒です。これは、どこの業種も一緒ですが、悪徳業者には騙されないように気を付けましょうね。