今、ラグビーが日本で開催されています。先日静岡で日本代表は、世界ランキング2位の
アイルランドに見事に勝利をしたことで、ますます注目が高くなってきました。
あの楕円型のボールを上手くキャッチして、前に落としてはいけない(ノックオン)
前にボールを投げてはいけない、(蹴るのはOK)基本はこんなルールですが、
本当に危険なスポーツであるなと見るたびに感じます。
ところで、ラグビーボールは何故あのような楕円の形をしているのでしょう?ある説では、
“昔は豚の膀胱をふくらませてそれに皮を張り合わせてボールを作っていたといいます。
豚の膀胱は適度な弾力があってボールに最適な素材だったのです。その豚の膀胱に空気を
入れてふくらませた形が楕円球(いまのようなきれいな形ではなく、ややいびつな形ですが)で、
その後、持ちやすく投げやすいように少しずつ形が改良されていったわけです。
豚の膀胱を使うようになったのはいつごろなのか、それ以前はどんなボールを使っていた
のかについては定かではありません。古代ローマ時代、戦場で人の頭蓋骨をボール代わり
にして蹴り合っていたという記録もありますし、南洋の島々では椰子の実を使っていたという
説もあります。
これがどう弾むか、計算して蹴ることが出来たら、本当にすごいですね!! プロ選手は、な
かなか狙ったとおりには弾んでくれない楕円球のボールも、日々の練習でかなりの高確率で
狙ったところに運べるようになるというので、今回、このようなスーパープレイを日本で見ること
が出来るのですから感謝です!!