今回、ラグビーワールドカップの予選最終試合で、日本は何とか試合を行うこと
が出来ました。試合前には台風19号が列島を直撃し、自然災害を前に試合開催
が危ぶまれる中、スコットランド協会最高責任者のマーク・ドドッソン氏が、もし
台風で中止の場合、試合を行う前から予選敗退となる為、猛抗議!大会側に
対する法的措置を示唆したのです。この発言を、W杯の統括責任者のアラン・
ギルピン氏は問題視し、独立紛争委員会で審議する方針を明らにしました。
確かに誰もが見たいに決まっています。でも、現実出来る状態ではないイタリアは
中止でそのまま敗退してしまったのです。そういった国もある事、また、これだけの
人が亡くなっている大きな台風で何を考えているのかがわからない!
日程や、場所を変えてなど簡単なことでもない。マーク・ドドッソン氏は理解している
のでしょうか?
それだったら、今まで全勝していれば文句もなく、行けたはずである。そういう試合
をしていなかった自分達をまず責めるのが、男のスポーツではないでしょうか?
この発言がどうなるか?スコットランド代表は“ラグビーの評判を貶めた”という
(ペナルティで)告発される可能性があるのです。ワールドカップでは前代未聞。
申し立てが認められた場合、罰金か勝ち点剥奪になるといいます。もし勝ち点
6以上の剥奪となれば、ドッドソン氏のコメントはスコットランド代表の2023年大会
の自動出場権を犠牲にする可能性がある」のです。
(予選からの戦いとなっていきます)
私は柔道の篠原選手を思い出しました。彼は、明らかな誤審でも、「しっかりと誰も
がわかるような技をしなかったから自分が悪い」と審判の誤審を責めることなく、潔く
負けを認めて銀メダルとなりました。しかし、そのメダルは銀でも金でもなく、プラチナ
のメダルだと、世界中の誰もが思ってくれたのではないでしょうか?
ラグビー、今後どうなるのか?ですね!