今朝、大阪あたりを中心に大地震がありました。震度6強という大地震です。こんなことが起こると、建物のことが心配になる方が多いのではないかと思います。ここで建物の強度についてのおさらいです。言葉で、よく使われるのが、耐震強度3など言いますが、もっと大切なことがあります。計算で、あてはめることができない建物があるので、一概には言えないということです。(計算ソフトに乗せることができない)そこで丈夫な建物とは・・・偏心率です!
偏心率とは、地震が起こった際、その力は建物の「重心」(質量の中心)に最もかかる。また、建物には、最も剛性が強い「剛心」があり、地震の際は、水平方向に変形したり、剛心の周りを回転する動きをし、建物にねじれを生じさせる。この重心と剛心とのずれを「偏心」といい、そのずれの程度を「偏心率」と呼んでいます。住宅などの建築物に耐震構造を採用しても、偏心率が大きければ、設計計算通りの耐震性を得ることはできない。建築基準法では、高さ13m超または軒の高さ9m超の木造建築物をはじめとする特定建築物に対して、「偏心率は15/100を超えないこと」と定めています。
簡単いうと、どうでしょうか。1階の柱の上に、2階の柱がキレイに乗っていて、偏心率が小さければ、バランスがよくねじれに強いという判断をされているということです。
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