大阪で地震が起こる前日に、飛行機雲のような渦巻き雲を夕方に見ました。非常に不気味で記憶に残っています。その翌日に大地震が起こったので、雲と地震は何か関係があるのではないかと思いました。
調べてみるとほかの県でも見た人が多かったらしいです。その写真は↓
そのような雲を私は昨日も見てしまいました。なんか心配です。しかし専門家が言うには、雲と地震は関係ないというのです。
朝日新聞はこう説明している。
「地震の前に発生するとされる雲。雲の形は、放射状、渦巻き状、直線状の雲など様々な種類があり、明確な定義もない。科学的に地震と雲の関連性は実証されておらず、気象庁や日本地震学会などは否定的な立場をとっている」(2013年6月6日)
本当ならいいのですが・・・
気象庁「雲と地震は全く別の現象」
地震雲が現れると信じている人は少なくないが、科学的には立証されていない。気象庁の公式サイトでも、以下のように説明している。
雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。大気は地形の影響を受けますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。
「地震雲」が無いと言いきるのは難しいですが、仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、科学的な説明がなされていない状態です。
日本における震度1以上を観測した地震(以下、有感地震)数は、概ね年間2,000回程度あり、平均すれば日本で一日あたり5回程度の有感地震が発生していることとなります。
震度4以上を観測した地震についても、最近10年間の平均(2011年と2016年を除く※)では、年間50回程度発生しています。このように地震はいつもどこかで発生している現象です。
雲は上空の気流や太陽光などにより珍しい形や色に見える場合がありますし、夜間は正確な形状を確認することができません。形の変わった雲と地震の発生は、一定頻度で発生する全く関連のない二つの現象が、見かけ上そのように結びつけられることがあるという程度のことであり、現時点では科学的な扱いは出来ていません。
気象研究所の広報担当者もハフポスト日本版の取材に「地震と雲がどういう関係があるのか、科学的な因果関係やメカニズムは存在していない」と話した。
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